Yosuke Nagumo Design

ブレント・シビックセンター
ロンドン 2009-13

ホプキンス・アーキテクツ

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集成材の縦ルーバーで覆われた円筒形の公民施設棟は、幾つかの機能を収容している。最上部には、市議会、市民権式典など様々に利用されるシビックホール。その周りにはテラスのある委員会室、その上階には議員室がある。コミュニティホールはコンクリートと鉄骨の混構造で出来た多目的ホールで、南側のアリーナスクエアに面するガラスのウィンターガーデンと一体となる。それは千人まで収容でき、宴会、ダンスなどイベントに利用され、地域で愛好されている午後のお茶の会のダンスパーティ会場に指定されている。露出した鉄骨のブレース構造により無柱空間が造られ、床はダンスフロアになっている。一階には本や雑誌を収容しインターネットに使用するコンピューターがあるカフェ併設のウェンブリー図書館、中二階には、住人の為の相談窓口がある。

L字型の行政事務棟は、アトリウムの円筒形の公民施設棟の反対側、北西にありアトリウムを取り囲む。内部はオープンプランで、会議室、補助機能、休憩スペース、給湯設備があり、将来のコミュニティ行政事務の要望に柔軟に対応する。便所とシャワールームはコアにある。机は将来のフレックスタイム制を踏まえ、スタッフ10人に対して7つとし、経済的かつ空間的に節約した。

地下には電気自動車専用スペースを含む158台の駐車場、35台のオートバイ、210台の駐輪場(40台の地上駐輪場を補足)とシャワー室と更衣室、荷捌きスペース、廃棄物集荷スペース、設備機械室がある。敷地の三分の一は緑地として残し、ウエディングガーデンとして儀式や披露宴が開催される。


撮影:南雲陽子