Yosuke Nagumo Design

ブレント・シビックセンター
ロンドン 2009-13

ホプキンス・アーキテクツ

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開閉窓によるミクストモード換気システムは、夏と冬のピーク時を除き殆どの期間建物内を自然換気し炭素排出量を削減すると共に、利用者に快適な環境を創る。夏と冬のピーク時は、空調が使われる。新鮮な空気はオープンプランの事務室を抜けて吹き抜けに入り、吹き抜けのETFE屋根の下にある三箇所のテラスから外部に排出される。事務室の天井高3.2メートルは自然換気の為、事務室の奥行き16メートルの五分の一以上となるように決められている。上部の窓は二酸化炭素センサーと温度センサーにより、ビルディング管理システムにより自動制御される。下部の窓とブラインドは、利用者が直接開閉する事で使用者が快適に温度やグレアをコントロールする。

夜間は自然換気により、リサイクル骨材による打放しコンクリート構造をサーマルマスとして冷却し、翌日の室温調整を行う。室内の仕上げは耐久性と長寿命、モデュールにより交換可能な点を考慮して選択した。出来る限りエネルギーを内包していない素材を使用した。

雨水の放出を減らす為、ランドスケープに緑地と浸透性のある砂や砂利を使用した。屋根の雨水は雨水枡に溜められる。屋上緑化と敷地の西にあるウエディングガーデンは、鳥、昆虫、こうもりの自然な生息を促す。屋内の公共スペースには草木を設置した。二つの雨水枡が敷地内緑地の灌漑に利用され、浸透枡が過剰な雨量を調整する。廃棄物処理は、自動廃棄リサイクルシステムを含む将来のカウンシルの計画に沿うように計画された。


撮影:南雲陽子